【比較あり】 挑戦に年齢は意識した方が良い話【むしろ年を重ねた方が有利】

こんにちは、あきです。
シドニーTafeに通い始めてから、早くも一ヵ月が過ぎようとしています。

29歳で『ITエンジニア』という新しいキャリアを目指し、アラサーにして学生になり、若い層や10代を含む、様々な年齢層の生徒たちと一緒に学んでいます。

さて、今回は僕の経験から、【”挑戦に年齢なんて関係ない”なんていわず、年齢は強く意識した方がいいよ】というお話をします。

先日僕は、こんなツイートをしました。

理由は単純で、僕は年齢を重ねれば重ねる程、【それが強みになる】と思っているからです。

この記事が、大人になってから何かを挑戦しようとしてる人たちの支えになれればいいなと願って書いています。

Age is just a number. に対する違和感。

『年齢なんてただの数字』とよく言われますが、これはそもそもの前提として、多くの人が『年齢が挑戦への障壁になる』と捉えているからこその言葉だと思います。しかし僕は、『年齢を重ねる程に挑戦する価値がある』と思っているので、この言葉には割と違和感があります。

【人生100年】とされている時代に『20代以降の挑戦は遅い』とか言われても、あまりピンとこないですよね。新しいことを始めるのに早いも遅いもなくて、一番最適なタイミングは それを心からやりたいと思った時 だと思います。理由は単純で、心からやりたいと思えない事は継続できないからです。

自分が心からやりたい事が、どのように社会的な価値を生むのかということも、年齢と共に深く理解できるようになってきます。年を重ねるほどに、心が動くようなことに挑戦すべきです。

実際に若かった頃の僕の意識。

10代の頃の僕は、基本的に怠け者で勉強が大嫌いでした。親に高い学費を払ってもらったにも関わらず、あまり真面目に勉強していなかったり、授業中に歌詞を書いたりして、成績は下がっていきました。この頃の僕の意識は、『まだ若いし、いずれ何とかなるだろう』という感じでした。若さを盾に、ただ言い訳してただけですね。それと同時に、勉強が将来的にどのような価値を生むのかなど、考えることを避けていました。

その後フリーターバンドマンになってプロを目指しますが、この時も『まだ20代前半、まだ大丈夫』という謎の自信がありました。若さの後ろで、将来や現実から目を背けていたと思います。結果として僕のスキル向上の速度は非常にまったりしたもので、色んな事務所に音源を送ったりもしましたが、特に何も残せませんでした。

25歳からの英語学習。

そんな僕は、25歳で一念発起して英語学習を始めました。僕が年齢を強く意識するようになったのは、ちょうどこの頃からです。20代前半をギャンブルのように溶かしてしまった僕は、『今回こそは形にしないといけない』と思っていました。

『もう若くない』と自分に言い聞かせる事によって、『若い人より成果をあげるにはどうすれば良いか』を模索し続けました。留学中、大学生や20代前半の生徒が多数いる中で、英語から縁遠い生活を送っていた僕が、どのように彼らと差をつけるか。人生について考えるきっかけにもなったので、勉強に本気で取り組みました。

年齢を強く意識したからこその思考だったと思います。

実際にその後のワーホリではしっかりと英語環境で働き、英語というものが自分の『スキル』になった事を実感できるようになりました。

29歳から目指す『ITエンジニア』というキャリア。

そして今は、シドニーのTAFEという専門学校でITを学んでいます。専攻は【Diploma of Website Development】。アラサーから目指すITエンジニアです。今の僕は年齢を重ねることによって、『勉強』というのが自分の将来にどういう『価値』を与えるかを、若い時より明らかにハッキリと理解できています。

人によっては「アラサーでITの勉強なんて遅い」と考える方もいるかと思いますが、むしろアラサーになって将来を本気で考えないといけない今だからこそ、新しいことを学ぶのに大きな意味があると思っています。

若い時に気付けなかったような価値に気付け、更には「もうあの時みたいに時間を無駄にしない」という思いもあります。年を重ねる毎に、『時間は有限な資産』ということも気付けたからかもしれません。

スキルを掛け合わせられる。

年齢を重ねるごとに、掛け合わせられるスキルが増えていきます。例えば僕を例にすると、日本語と英語が話せる人なんて世の中に山ほどいる訳です。この時点で、僕に対してはそこまで希少価値はありません。しかし今僕がプログラミングを学ぶことによって、僕のスキルは【日本語 × 英語 × IT】になる訳です。この3つがこなせる人も山ほどいるはずですが、今後もし僕が新たな何かに挑戦すれば、それが更に新たなスキルとなります。

もし僕のスキルが【日本語 × 英語 × IT × ○○】になれば、存在価値は一気に上昇するはずです。
今このようにブログサイトを、既存テンプレートを一切使わず0から構築しているのも勉強の一貫です。このブログをもっと突き詰めていけば、SEOやマーケティングの知識なども身に着いていくだろうと感じています。

上記のように、年齢を重ねる毎に経験やスキルが蓄積されていくので、この部分は若い人にはない強味であると思っています。

『もう若くない』という事実が底上げする継続力。

とはいえ、若くして凄いスキルを持った人や、若さのポテンシャルを最大限に発揮している人たちも大勢います。もう若くない僕たちが彼らと同じように、もしくは彼らよりも成果を上げるためには、彼ら以上に努力をしないといけません。

僕にとってこの事実を強く意識することで、継続する力を底上げできました。今もITを学びながら、僕よりも若い人の存在を脅威と捉えつつ、常に危機感を持って勉強に取り組んでいます。

英語学習の時もそうでしたがこの意識は、日々繰り返し継続していく中で、大きな助けとなりました。

まとめ。

自分の年齢を強く意識することで上記のような考え方ができ、継続力が底上げされた経験のある僕としては、『年齢を気にしない』と言い切ってしまうことは非常にもったいないと感じてしまいます。大人になってからの挑戦は、それだけで強味です。

20代前半に何も成果が残せなかった僕は、『若いからまだ大丈夫』と思い込んでいた自分こそが大きな脅威だったと、今になって感じています。

『年齢』という言葉にネガティブな意識を持っている人たちは、例えば自分が三十路になることに嫌な反応をしてしまうかもしれません。しかしこれはその分、自分の芯が分厚くなっていくような感覚でもあるので、僕は年を重ねることが非常に楽しいです。

もし『何かに挑戦したいけど、年齢が足枷である』と思っている人がいるとすれば、この記事が最初の一歩を踏み出すためのきっかけになってくれれば嬉しいです😄