#23 他人に媚びる、とは?

タイ式マッサージにいってきました。最高でした。
こんにちは、あき(@akihito_kobe)です。
オーストラリアのシドニーより、お届けしております。
本日は、『他人に媚びるとはどういうことか』ということについて考えていきます。
これは私生活での対話においても、発信活動においても当てはまることだと思います。
まず、媚びるという言葉を辞書で引くと【他人に気に入られるような態度をとる。機嫌をとる。】と出てきます。あまりいい印象を抱かない言葉だと思います。
そして僕が個人的に追加するなら、媚びるとは
つまり端的に言うと、媚びるとは【機嫌を伺って嘘をつくこと。】だと思っています。
そしてこれと対をなすようなものに、【気を遣う】という言葉があります。辞書で調べると【あれこれと気にかけて心配する。案じる。】とありますね。
媚びるとは、大きく意味がことなります。つまり気遣いには、その発言のなかに嘘は含まれていません。
しかし人と対話をなす上で、”媚びる” と “気遣い” は、紙一重です。非常に難しい場面が数多くあります。
相手を気遣うがあまり、自分の軸を曲げて媚びてしまうと、発言に説得力がなくなり、伝えたいことが伝わらなくなってしまいます。
もちろん状況によるので一概には言えませんが、たとえば僕は、『ワーホリにいくなら英語は絶対に、しっかりと事前学習しておくべき』と思っています。
という質問に対して、
とは回答できないです。たとえその人に気に入られたいとしても、『時間を作って、コツコツ毎日、時には死ぬ気で事前学習をしておきましょう。』と答えます。
全く異なる文化圏で生活をしていく上で、その国の言語を学ぶというのは生活を豊かにしますし、それこそが外国人としての誠意だと思っているからです。これが、僕の軸です。ある程度英語が話せるようになった今でも、僕がオンライン英会話を継続して受講し続けている理由は、このあたりにあります。
そして僕は本気でそう信じているので、相手の生活が豊かになるように気を遣って、そう答えます。
もしかしたら相手の方は、『今すぐ海外に行く』ということに対して背中を押して欲しかったのかもしれませんが、僕はやはり、事前学習は必須だと答えます。
実生活での対話や発信活動において、対をなす “媚びる” と “気遣い” というふたつの言葉が、紙一重だと思えることがよくあります。
上記にあげたのはほんの一例ですが、たとえば自分の上司やボスと接するときでも、『違う』と思ったことを正直に『違う』という。
仕事の場面でもプライベートでも数多く、こういったものに出会うことがあります。
相手に悪印象を与えないように、気を遣い言葉を選びながら、媚びずに意見する。難しいですが、非常に大切なことだと思います。
あき