【新型コロナウイルス】オーストラリアでの規制緩和と、NSW州の状況。

こんにちは、あき(@akihito_kobe)です。
オーストラリアのシドニーにある、TAFE NSWという州立の専門学校で、IT(Web構築)を専攻しています。
現在はオンラインにて在宅で授業を受けています。このオンラインでの授業は、最低でも今期末まで続く見通しです。来期の始まりが7月20日からなので、あと2ヵ月ちょっとは学校に行かない感じですね。
オーストラリアは3月ごろから、国境閉鎖や娯楽施設の休業、ロックダウンや罰金の導入など、怒涛の勢いで規制を強化してきました。その甲斐もあり、新規感染者数は激減しています。
これを受けて今週の金曜日から徐々に、その規制が緩和されます。先日スコット・モリソン首相は、合計3段階に分けて、7月ごろを目途に緩めていく方針であることを発表しました。
さて、今回の記事ではその規制緩和と3ステージについて、現在の状況と合わせて簡潔にまとめていきます。

参考にしているサイト。
僕が普段から情報収集に見ているサイト、また今回の記事を書くにあたり、参考にしたニュース記事などをご紹介します。
オーストラリアの制度に関することを記載しますが、中にはNSW州のみに有効な場合もあります。州ごとの規制が異なる可能性がありますので、他州にお住まいの方は、必ずその州の公式ページを確認するようにしてください。
規制緩和への3ステップ。
スコット・モリソン首相は、今後3段階に分けて、7月ごろを目途に規制を徐々に緩和していく、と発表しました。その中でも特に、留学生やワーホリに関係がありそうなことにフォーカスして書いています。
①ビジネスの再開
『Businesses Reopen』
- 引き続き感染拡大に警戒しつつ、閉店要請が出されていたいくつかのビジネス(図書館や公園、野外ブートキャンプなど)がオープンできます。
- 自宅に5人までのゲストを招待できます。
- 10人までの同時着席を条件に、飲食店がオープンできます。
- 最大10人まで、屋外や仕事場に集まることができます。
②他業種の再開
『Gyms Reopen』
- ジムや映画館、美容セラピストなどがオープンできます。
- 最大20人まで、屋外や屋内に集まることができます。
- 一部の州をまたぐ移動が出来るようになる可能性があります。
③通常通りの生活に近い状態へ
『Inching Closer to Normal Life』
この最終段階では、おおむね今まで通りの生活ができるようになります。7月までに全州をこの段階へ引き上げることが期待されています。ここでようやく、国境オープンへの検討が開始されるかと思います。
- 最大100人まで、同時に集まることができます。
- フードコートやクラブ、その他の業種がオープンできます。
- すべての州をまたぐ移動が出来るようになる可能性があります。

ざっとこんな感じです。7月ごろにはようやく国境の再開が検討されますが、留学生に向けては優先的に入国を受け入れる可能性があることも、示唆されていました。外国人への教育業は、財政を支える非常に大きな資金源だからというのもあるかと思います。(実際に僕が通うTAFEの学費も、ローカル生と比べるとインターナショナル生は数倍の金額がかかります。)
本当にこの発表どおりにいくのか、またこれからオーストラリアに来る予定の人はいつ頃入国できるようになるのか。常に最新情報を見ておく必要がありそうです。
こちらのブログでも随時更新していきますので、ぜひブックマークにでも追加していただければと思います。
5月15日(金)、NSW州での規制緩和。
NSW州のベレジクリアン首相は、今週金曜日(5月15日)から州内の規制を緩和すると発表しました。おおむね上記ステージ1の内容ですが、ここでもう一度整理ます。また、詳細は NSW州公式ページよりご確認ください。
屋外での集まりは10人まで。
自宅へのゲスト招待は5人まで。
10人までの着席を条件に、飲食店がオープン。
屋外ブートキャンプ、屋外プールのオープン。
ようやくカフェでコーヒーを飲んだり、パブでお酒を飲んだりできるようになります。しかし、規制緩和にテンションが上がって闇雲に集まりまくってしまうと、再度規制が強化されていまうかも知れません。
やはり引き続き、1.5mのソーシャルディスタンスは保つ必要がありますので、その辺りはしっかりと注意しておきましょう。

これからオーストラリアに渡航予定の方へ。
少しずつ規制緩和の動きが出てきているのは、非常に嬉しいニュースですね。しかしコロナウイルスが終息したとしても、雇用は以前よりも落ち込む可能性が非常に高いと思っています。
自粛期間にやるべき事や英語の勉強法などをまとめた記事を以前に書きましたので、ぜひこちらも合わせてご覧ください。
といったところで、僕が日本にいた頃から使っている単語帳を紹介します。
間違いない単語帳
『Duo 3.0』
長年多くの人に愛され続けている、定番の単語帳です。約2600語の単語が、560個の例文と共に学べます。何にすべきか迷っている方は、とりあえずこれを買っておきましょう。別売りで基礎用・復習用の音声版CDも販売されています。基礎用には和訳やスロー音声なども収録されていますが、和訳は本にも記載されているため、個人的には復習用だけで充分かなと思います。
もしCDも一緒に買われる方は、必ずCD音声と一緒に例文を声に出して読む練習もしてくださいね。実際に声に出すことで記憶に定着しやすく、また発音やイントネーションの練習にもなります。
まとめ。
以上が、規制緩和に関するまとめです。いよいよ、終息に向けて少しずつ動き始めています。これ以上感染が拡大しないよう、引き続きソーシャルディスタンスなどには気を付けつつ、おうち時間を使って、コロナウイルス終息後に備えた勉強を続けていきましょう😌