【フィリピン留学】英語力が爆伸びする事前学習のやり方

こんにちは、あき(@akihito_kobe)です。
オーストラリアでのロックダウンから、早くも2ヵ月弱が経ちました。少しずつ規制緩和はされているものの、学校や仕事が今まで通りに戻るには、まだ少し時間がかかりそうです。
さて、今回のテーマは『フィリピン留学で劇的に語学力を伸ばす方法』です。
僕は過去に2度フィリピン留学(バギオ留学)をしており、そのお陰で英語力が爆伸びしました。シドニーで仕事が取れたのも、IELTS6.5を取ってTAFEに入学できたのも、概ねフィリピン留学のお陰です。
ということで、以下のツイートをご覧ください。
僕が英語力を伸ばした手順
①日本でしっかり事前学習
②フィリピン留学でがっつり学習
③シドニー現地で仕事この3段階。
どれも必要やったけど、一番重要なのは『日本での事前学習』やと思う。全く事前学習しなかったら、フィリピン留学でも伸びなかったし、確実にシドニーで仕事も取れなかった😇
— あき (AKI) 🇦🇺英語×プログラミング👨💻 シドニーTAFEでIT専攻 (@akihito_kobe) May 19, 2020
『フィリピン留学で爆伸び』した英語力ですが、実は【留学前の事前学習】が一番大切だったりします。ですので本記事では、具体的に僕が実践していた事前学習のやり方を解説していきます。
この記事のようにしっかりと事前学習をしていけば、失敗なく留学中の成長速度にブーストがかかるはずです。

【フィリピン留学】英語力が爆伸びする留学法
まず始めに、フィリピン留学だけすれば英語力が伸びるかと言われれば、それはNoです。これはワーホリでも同じことが言えますが、【英語圏に住めば英語力が伸びる】というのは幻想です。英語力を伸ばすには、環境を変える以上に正しい勉強と本人の努力が必要です。
ここでいう『正しい勉強』というのが、事前学習だと思っています。
フィリピン留学中に数多くの生徒たちに出会いましたが、人によって成長のスピードが明らかに違い、数ヵ月経っても充分に話せない人たちに共通していたことが『日本で事前学習を一切していない』ということでした。
更に言うと、ワーホリで長期間滞在したにも関わらず充分に英語力が伸びなかった人は、『英語力0で飛び込んできた』という人が多かったです。
留学前に必須、事前学習のやり方。
以前に【ワーホリに英語力は必要か】というようなテーマで記事を書いたので、よければこちらもぜひご覧ください。
英語を英語で学ぶ練習をしておく。
さて、フィリピン留学で英語を学ぶ際ですが、もちろん全てが英語で進みます。英語を英語で学びます。これはどういうことかというと、まず先生が話している内容が分からない事には、勉強の仕様がないということですね。
つまり、最低でも事前に、品詞や文法を英語で理解できるようになっておく必要があります。例えば、下記のような感じ。
名詞→noun
動詞→verb
形容詞→adjective
副詞→adverb
前置詞→preposition
接続詞→conjunction
この辺が理解できていないと、先生が『adjective』と言ったときに、その意味を調べることから始めないといけません。せっかく海外に学びに来ているのに、こういう基礎的なことを限られた留学期間中に調べるのは非常にもったいないです。
上記のような『留学前に覚えておくべき単語』とかは、後日また記事にまとめてみようと思いますが、普通に調べると結構出てくるので、まずググってみるのも良いかと思います。
そして、英語学習にはインプットとアウトプットのバランスが大事です。どちらか両者に傾きすぎると、どこかで頭打ちしてしまいます。

バギオにある、Burnham Parkという有名な公園です。パンチ効いてますね。
最適なインプット法。
まずは、ある程度の基礎知識をつけておきましょう。例えばbe動詞の大まかな役割や、動詞が複数形になるタイミングなどですね。最低でも、中学1年生で習うくらいの文法は全て勉強しておくといいでしょう。おススメの文法書がいくつかあります。
この文法書はフィリピンに居た時に知ったのですが、かなりクリアに解説されているので、日本にいた時に知っておきたかったな、と感じました。結構分厚く、中々読み応えがあります。
ただこの文法書では、細かく熟読するのではなく、中学英語の復習がてらにざっと読み流すくらいで良いかもしれません。目的は【留学中の効率をあげるための事前学習】なので、ここに時間を取られすぎないようご注意ください。
これは既に、僕のブログでも何度か紹介していますね。ケンブリッジ大学出版の、世界のベストセラー文法書です。上記の日本語で学べる文法書も大切ですが、本命はこの本です。
すべてが英語で書かれているため、最初は読むのにかなり時間がかかると思います。僕も、1ユニット(1ページ)を読み終わるのに1時間ほどかかっていました。知らない単語が多すぎて、毎回調べながら、といった感じです。しかし10ユニットも進めれば、30分で読み終わるようになり、更に15分、10分と、だんだん理解が深まっていきます。
英語を英語で学ぶ練習をするには、最適です。そしてこの本は、未だに読む時があります。文法に迷ったときに参考にする辞書のような感じですね。一生使える文法書だと思います。
最適なアウトプット法。
上記でインプットはある程度OKだと思います。本当は他に単語帳などもあるのですが、あまり一気に詰め込みすぎるのも良くないので、この辺でアウトプットに移っていきましょう。
これは間違いなく、オンライン英会話です。僕は過去に色んなオンライン英会話を経験しており、シドニーに滞在する現在でも受講を続けています。6,000-7,000円ほどの月額料金で、毎日レッスンを受ける事ができます。こんなにコスパの良いアウトプットはないと思います。
おススメは、オンライン英会話【hanaso】です。
僕が日本にいた頃、8ヵ月間ほど毎日レッスンを受けていました。オリジナルテキストが豊富で、実践で使える会話がたくさん紹介されています。
事前にある程度会話に慣れておくことで、留学中に先生が話すことの理解や、分からないことの質問などがスムーズに行えるようになるはずです。
hanaso以外にもおススメのオンライン英会話はたくさんあるので、また別記事にてオンライン英会話の比較などをしてみようと思います。
ここで一番大切なのは、hanasoでなくても良いので『とにかくやってみること』です。まだ満足に話せない初学者の段階で、『どこのオンライン英会話が良いか』なんてのはあまり判断できません。
基本的にどこの会社も先生の質は高いので、『どこが良いか』で悩んで結局やらないのはナンセンスです。
大体どこの会社も、数レッスンは無料体験できます。とりあえずどこでも良いので無料体験をやってみて、『どこが良いか』はそれから決めればOKです。
あまりに悩みすぎて初動が遅れるのは良くないので、ぜひすぐに無料体験登録をしてみましょう。
辞書は断然アプリ版『ウィズダム英和・和英』
『紙の辞書、電子辞書、アプリ辞書』
この3つで悩みがちな辞書選びですが、おススメは断然アプリ版です。その中でも、有料版がおススメ。無料で使える辞書と比べると、圧倒的に情報量が違います。下記リンクはAndroid版ですが、もちろんiPhone版もあります。
有料のアプリ辞書をおススメする理由はいくつかあります。辞書で見るべきポイントと合わせて、箇条書きにします。
- 品詞が確認できる。
- 発音記号が確認でき、実際に音声収録されている。
- 可算・不可算名詞が記載されている。
- スマホに入るので、別に辞書を持ち歩く必要がない。
- ダウンロードできるので、オフラインでも使える。
大体こんな感じですが、オフラインでも使えるのは非常に便利です。飛行機の中で入国カードを書いたり、電波の悪い環境で調べたいときなどにも使えます。
辞書は一度買うと半永久的に使えるので、有料版を買っておくことはおススメですよ。ときどき、意地でも無料版のGoogle翻訳などで済まそうとする人がいますが、こういった場合はオフラインで使えなかったり、そもそも情報量が少なすぎたりするのでおススメできません。

まとめ。
『せっかくお金を払ってフィリピン留学に来たのに、満足に英語力が伸びなかった』といった悩みをよく聞きます。しかしこういったことは、しっかりと事前学習をすることで、ある程度回避できます。
僕は日本で留学前に、お金を貯めながら『1年間』という期間を事前学習に充てました。おかげで、フィリピン留学でしっかりと英語力を伸ばすことができました。それでも、シドニーで仕事を取るのには苦労しました。
それほどまでに語学というのは果てしないので、入念に下準備をして、揺るがない地盤を築いていくことが非常に大切です。特に今はコロナの影響で、留学までの時間が余分に出来ている方が多いかと思います。ぜひ失敗しないフィリピン留学を送るために、留学期間を効率よく活かせるよう、しっかりと事前学習をしておきましょう😌
留学やワーホリは、到着してスタートじゃなく、思い立ったその日に始まってる。
『早く海外に行く』より、『日本で○ヶ月 英語死ぬ程勉強する』とかも留学プランに入れると良い📗
特に今は余剰時間ができてるはず。
『英語力0やけどワーホリで話せるようになるかな』的な感じやと、割と厳しいです😂
— あき (AKI) 🇦🇺英語×プログラミング👨💻 シドニーTAFEでIT専攻 (@akihito_kobe) May 16, 2020