#19 初めて飛行機に乗ったときの思い出

こんにちは、あき(@akihito_kobe)です。
オーストラリアのシドニーより、お届けしております。
本日は、僕が初めて飛行機に乗ったときの思い出についてのお話です。
僕は初めて飛行機に乗ったのは、24歳の終わり頃、2015年のシドニー旅行(2週間)でした。人生初の飛行機が、人生初の海外旅行でした。
それまで日本国内でも、国内便というものにさえ乗ったことがなくて、初飛行機でいきなりの海外は、かなりドキドキでした。
キャセイパシフィック航空の飛行機に乗り、『関空→台湾→香港→シドニー』と、いくつかの都市を経由してのシドニーでした。
当時は全く英語が話せなくて、海外旅行も初めてだった僕は、『日本発の飛行機には日本人のCAさんがいる』と勝手に思い込んでいました。
(ちなみに、キャセイパシフィック航空は香港の会社です。)
関空から飛行機に乗り、CAさんにチケットを見せながら『すいません、座席はどこですか?』と尋ねると『んん!?』と返されました。
その瞬間に僕は、(えっ日本人じゃないやん。ここから英語なのか…。)と、ショックを受けた記憶があります。
(日本人だと思い込んでいたので、どうしても香港人のCAさんが、日本人にしか見えなかったのです。)
寒さを感じて毛布を借りるのにも、少しだけ苦労しました。『Can I have a blanket?』すら言えない状態でした。
そんなこんなで台湾と香港を経由して、どきどきながらの大冒険、シドニーに到着しました。
そしてこれこそが、僕の人生を変えたシドニーでの2週間だったわけです。
最初の数日は「帰りたくないなぁ」と思っていましたが、1週間後には「僕はここに住む」と決めていました。
そこからは逆算の日々です。ワーキングホリデーという制度や、フィリピン留学という選択肢も、ここで知りました。
2週間が経ち、日本に帰国するときが来ました。この時は、「必ずシドニーに戻ってくる」という新たな夢を抱いて、慣れない飛行機に乗りました。
行きは「英語どうしよう、初海外旅行どきどき」といった感覚でしたが、帰りは「目指すべき人生の目標を見つけた」という状態だったので、更にわくわくした状態で帰路につきました。
当時は20代半ば、英語も話せない、お金もない。ずっとフリーターだったので社会人歴もない。そんな何もない僕が、海外を目指した瞬間でした。
そこからは、日本で1年以上英語を独学し、バイトを増やしてお金を貯めました。そしてようやく2017年、フィリピン留学を経てのシドニーワーホリが始まりました。
現在に至るまで、ずっと海外で生活を続けています。今は、その憧れの街で会社を設立しました。
5年前は全く英語話せなかったなぁとか、2017年ファーストワーホリのときは死ぬ程キツかったなぁとか。
思い返すと、この5年は激動でした。そして完全に、僕の人生を変えました。2020年も終わりに近づき、なんとなくそんなことを考えていました。
これからも止まることなく、常に人生に刺激を与え、成長していけるように過ごしていきます。
あき