#16 世界は見た目じゃ分からない

こんにちは、あき(@akihito_kobe)です。
オーストラリアのシドニーより、お届けしております。

本日は、世界は見た目じゃ分からないよね、というお話です。

シドニー、少し北に位置するNorthern Beachというエリアで、コロナウイルスのクラスターが確認されました。本日より一部地域で、3日間のロックダウンが施行されています。

現状では一部地域のみ3日間ということですが、これがもしかしたらシドニー、NSW州のロックダウンに広がる可能性もあるのかなぁと思ってしまします。

僕は海の近くに住んでいて、よくビーチにリラックスしに行きます。

シドニーの空は広くて、海は澄んでいて、本当にのどかでいいところです。僕がシドニーを好きになったひとつのきっかけでもあります。

これだけ綺麗な景色を日常的に眺めつつ、のどかな雰囲気の中、しかしその一方で、世界中ではパンデミックが広がっています。

終息の兆しどころか、再びクラスターやロックダウンなどのニュースがたくさん流れています。国を跨ぐ移動どころか、街から街への移動もできなくなってきています。

たくさんの方が亡くなり、たくさんのビジネスが閉まり、たくさんの失業者が出ています。

日本国内で言うと、失業者数と自殺率が相関関係にあるので、自殺者数が激増しているというニュースも見ました。

これだけ空気は澄んでいるのに、世界は混乱の真っ最中です。

家の近く、Coogee Beachの景色です。きれいでいいところです。

去年(2019年)を思い返してみると、オーストラリアではBush Fire(森林火災)が猛威をふるっていました。

シドニーも例外ではなく、煙が町を包み、酷い日には外で息をすると咳が止まらなくなるときもありました。

少し先の景色も見えない、青空はどこへ行ったというような感じ。リアルの景色だと信じがたく、映画を見ているような間隔に陥るときもありました。

セピア色のフィルターがかかったような街でしたが、その一方で、経済はまともに動いていました。

国を跨ぐ移動もできたし、とくにビジネスが閉まるといったようなことはありませんでした。

(もちろん、森林火災のど真ん中に位置する土地では、多数の避難者が出たり、たくさんの家屋が焼失してしまいました。しかしシドニーに至っては、街がくすんだだけで、変わらない生活ができていました。)

去年のシドニーです。青空は消え、煙が町を包みました。

息をのむほど綺麗な景色を日常で見ることができる、現在。しかし、同時にパンデミックが世界を覆っています。

煙がひどく、世界の終わりのような景色を見ていた去年。しかし、とくに何事もないかのように、普通に生活が回っていました。

世界で何が起きているのか、見た目じゃ分からないですね。

これは何も世界や景色に限らず、どんなことにでも当てはまることだと思います。

例えば、信じていた人から裏切られたり、大切な人から傷付けられたり、親切にしていたつもりが仇で返されてしまったり。みなさんも経験があるかと思います。

こういったことを見抜く選球眼というのも非常に大切なんですが、とはいえやはり避けようがないときもあります。

なのでやはり大切なのは、自分自身の中に据わっている軸を、太くしなやかに持つこと。

最終的に、頼れるのは自分自身信じられるのは自分自身、という状況にしておくことが非常に重要なのだと思います。

昨日発表されたクラスターやロックダウンのニュースを見て、改めてこういったことを感じました。

世界は見た目じゃ分からない。自分自身を、強くしなやかに。

あき