ワーホリ延期組が、日本で経験しておくべき仕事【カフェ・パブ編】

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こんにちは、あき(@akihito_kobe)です。
オーストラリアのシドニーで2年間のワーキングホリデーを終え、現在はTAFEという専門学校でITを専攻しております。
国境再開の目途がなかなか立たないので、ワーホリや留学が延期になった方々はしばらく、日本で働く必要が出てきているかと思います。
今日はそんな方たち向けに、『海外でやりたい仕事を、日本で先に経験しておきましょう』というテーマでお話をしていきます。
ワーホリ延期組の人たちへ
この期間に英語を死ぬほど勉強するのは大前提として、日本で経験を積んどくと良いかも。
例えばワーホリ中にカフェで働きたいなら、今からカフェで。パブで働きたいなら、先にパブでバイトしとく。
少しでも経験があれば、全くの未経験よりはだいぶ変わるはず。良いかも💡
— あき (AKI) 🇦🇺英語×プログラミング👨💻 シドニーTAFEでIT専攻 (@akihito_kobe) July 25, 2020
今回は特に、多くのワーキングホリデーの方々が目指すであろうカフェ、パブについてまとめていきます。

ワーホリ延期組が、日本で経験しておくべき仕事【カフェ・パブ編】
以前に、この自主期間・延期期間中にしておくべきこと、というテーマで記事をまとめましたので、そちらも合わせてごらんください。
まず英語を死ぬほど勉強しておく、というのは大前提で、今回は仕事にフォーカスを置いてお話していきます。
国境の再開が1年後だと仮定すると、あと1年間は日本で過ごす時間がありますね。既に仕事を辞めてしまっている人や、更にお金を貯めるためにバイトを探している方もいるかと思います。
渡航先で働きたい業種があるなら、今のうちから経験しておいた方が良いです。例えば海外の飲食で働きたいなら、今のうちからカフェやパブでの経験を積んでおく、といった感じ。
海外に行くことが決まっているのに、今からコンビニのレジを1年間やるのは、あまり意味がないです。
(ちなみに僕は日本にいたころ、コンビニバイトとオフィスワークの掛け持ちでお金を貯めていました。もっと海外で活かせそうな業種を選んでおくと良かったな、と思うことがあります。)

カフェなら、スターバックスで働こう
オーストラリアには、数多くのカフェが存在します。チェーン店から個人経営のお店まで、様々です。
日本では、道を歩くとすぐコンビニに到着しますが、それくらいの感覚でカフェが密集している地域もあるほどです。
個人店がほとんどなので、あまりコーヒーチェーン店が多いわけではありませんが、それでもスターバックスは有名です。
もしワーホリ中、オーストラリアのカフェにするなら、完全な未経験よりも『スタバの経験1年間』とした方が、圧倒的に有利だと思います。
もしスターバックス以外のカフェで働くとしても、日本で以下のことを学んでおくと良いかもしれません。
基本的なコーヒーのいれかた
コーヒーの大まかな種類
カフェでの接客
ラテアートのやりかた
これに加えて、スターバックスは世界共通の部分が多くあります。なのでもしスタバで働くなら、『Tall, Grande』などのサイズや、スタバ特有のメニューも覚えておくと良いかもしれません。

パブなら、カクテルが作れるところで働こう
日本ではバー(Bar)と言われますが、オーストラリアではパブ(Pub)と呼んだりします。
パブも、人気の仕事のひとつです。日本でパブの経験を積んでおくなら、カクテルを作れるようになっておくと良いです。例えば、以下のような感じ。
大まかなアルコールの種類
メジャーカップを使ったブレンドの方法
シェイカーの使い方、振り方
アイスピックでの氷の割り方
こういった実践的なお酒に関するノウハウが身に付いていれば、けっこう経験として加味してもらえると思います。
逆に、居酒屋チェーンにあるような『ボタンを押せばハイボールが出てくる』のような感じのところだと、経験として推すには少し難しそうです。
ちなみに、オーストラリアでお酒を扱う仕事をする際は、『RSA (Responsive Service Alcohol)』という資格を取得する必要があります。
僕もパブにレジュメ (履歴書) を配っていたので、もちろんこの資格は取得済みです。採用はされませんでしたが…。笑

仕事を経験しておいた方がいい理由
他の国がどうかはあまり詳しくありませんが、オーストラリアには基本的に『新人を育てる』という文化がありません。求められているのは、即戦力です。
どの求人を見ても、だいたい募集要項に『related experience』と書かれています。つまり、経験者募集。ここに『minimum 1year (最低1年間)』などと書かれていることもあります。
オーストラリアには、語学学校に併設されているような『バリスタコース』も存在します。しかし学校にもよりますが、月~木は英語の授業、金曜日のみバリスタの授業などのカリキュラムの所が多いです。
この場合、3ヵ月学校に通ったとしても、バリスタの授業を受けることができるのはたった12日間だけです。
また、『1日だけバリスタの授業を受ければ、証明書が発行される』といったような学校も存在ます。
ある程度のノウハウは身に付くかも知れませんが、このような証明書では、未経験が『即戦力』として使える切り札にはなかなかなり得ないかと思います。
現在もし時間があるのなら、日本である程度の経験を培っておくのが一番かと思います。

まとめ
- 国境が再開したとしても、職探しは更に厳しくなる
- オーストラリアでは、基本的に即戦力が求められる
- 国境再開を待つ間、日本のカフェやパブで経験を培っておく
ワーホリに来るには、やはりある程度のお金も必要です。特に今は、今までにも類を見ない程に経済が停滞しています。普通に街を歩いているだけでも、『貸店舗が増えたなぁ』という印象です。
このような状況で海外に出るなら、今まで以上に万が一に備える必要があります。
どうせ日本でお金を貯めるなら、もしオーストラリアのカフェやパブで働きたいと思っているなら、今のうちから経験を身に付けておくことは割と得策な気がします。
しかし、即戦力が求められるということはつまり、必要なものは経験だけではありません。同じく『英語力』も必要です。
いくら経験があっても、現地の人たちとコミュニケーションが取れなければ意味がありません。お金を貯めながら経験を積みつつ、同時に英語力も鍛えておきましょう😀
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