#13 プロとアマチュアの違い

こんにちは、あき(@akihito_kobe)です。
オーストラリアのシドニーより、お届けしております。
昨日から、インビザライン矯正が始まりました。今、上下の歯にマウスピースが付いています。
これ、すごいですよ。めちゃくちゃ透明です。ワイヤーとかもなくて、透明のマウスピースを歯にはめるだけです。
全然目立ちません。技術ってすごいですね。
ただ、初日なのでめちゃくちゃ違和感です。そしてちょっと痛い。滑舌も悪くなっちゃった。
日本語だとまだましですが、英語の発音がやりづらい。とくに『th』が難しいということが分かりました。
thって、舌を噛んで、歯の隙間から空気を出すように発音するんですね。しかし今は、全ての歯の隙間がマウスピースによって埋まってしまいました。
普通に話していていきなり息が詰まる感覚がありました。早くなれないといけませんね。
ちなみに、僕がかよっている歯医者さんは、Wynyard Dental Clinicです。
海外でのインビザライン矯正、また記事にまとめてみようと思います。

ということで本日は、プロとアマチュアの違いについてのお話。
プロフェッショナルとアマチュア。みなさんは、どう違うと思いますか?
これは人によってさまざまな解釈があるかと思いますが、僕は個人的に、以下のように定義付けています。
- プロ…どんなときでも一定のクオリティを保てる。
- アマ…体調や状況によって、クオリティが下がる。
たとえば僕が20代前半の頃にやっていた音楽。
いくら事務所に所属していないとはいえ、チケット代をとってステージで演奏する以上は、プロなわけですね。
しかし、ステージに立っているにもかかわらず、こんなことを言う演者さんを何度か見てきました。
- あまり練習できていないので、ミスるかと思いますが最後まで聞いてください。
- 覚えていないので譜面を見ますが、一生懸命やります。
内輪でわいわいやる分には構いませんが、イベントに出演してしっかりステージに立っている以上、これはどうなのかなーといつも思っていました。
(とはいえ実際、駆け出しのころは僕も同じようなことを言ってしまっていたような気もします。今思い返すと、だめですね。)
チケット代を取っている以上、やっぱりお客さんは『いやお金払ってるんやからちゃんとしたの聞かせてよ』と思っちゃいますよね。
そして、ワーキングホリデーの人たちによる、海外での仕事探しにも上記のような光景が見られます。
- 英語の勉強はあまりしていませんが、英語で接客がしたいです。
- 英語は話せませんが、英語環境で週$1,000稼ぎたいです。
いくら海外とはいえ、仕事をするということはそのエリアでプロになるということです。
英語を勉強していないと前置きをしつつ、がっつり英語で仕事がしたいと面接を受ける方たちもいます。
音楽にせよ、ワーホリでのお仕事にせよ、現場に出るということはプロになるということです。
自分の実力不足を、クオリティが保てない言い訳にしてはいけません。
そして現実に、一定のクオリティを保つ実力が備わっていないとしても、それをお客さんたちに言ってはいけません。
『ゴールに向けて練習していない、勉強もしていない人に、私はお金を払っているの?』と思われてしまいます。
僕はよく、『実力は後からついてくるので、まずは行動』というようなことを言いますが、とはいえ『実力がありません、でもお金は欲しいです』というのは、相手に堂々と言えることではありません。
ネガティブインフォメーションは相手に伝えず、言い訳をせず、できるだけクオリティを保てるように精進していきましょう。そうすれば本当に、それが実力になります。
しかし実力を求めすぎてアウトプットが遅れるのも良くないので、どこでアウトプットするかという塩梅が少し難しいかも知れませんけどね。
身震いするような緊張感があれど、毎回プロは期待を上回るクオリティを届けてくれます。
ということで、インビザライン矯正の違和感がえげつない、あきがお届けをしました。
まったねー、ばいばーい。
あき