オーストラリアでセカンドワーホリ【実働60日で取得】

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こんにちは、あき(@akihito_kobe)です。

オーストラリアで2年間のワーキングホリデーを終えて、今はTAFE NSWという州立の専門学校でITを学んでいます。

今回は【セカンドビザを取るために必要な特定の業種『88日間』の労働について】というテーマでお話していきます。

セカンドビザ申請の書類を取るためには、一般的にファームなどで『実働88日間』働く必要がある、といわれています。これはつまり、季節や天候などによって仕事が休みになれば、既定の条件を満たすまで5ヵ月ほどかかってしまう可能性があるということです。

しかし実際は『採用から離職までの88日間』で取得できる場合があります。これはつまり休日の日数などに関係なく、ぴったり3ヵ月間(13週間)でセカンドビザの申請に必要な書類をゲットできるということです。

これからオーストラリアのワーキングホリデーでセカンドビザを取りたい、と考えている方は参考にしていただけるかと思います。

ここの期間を最小限に抑えられれば、別の地域でやりたいことに、目いっぱい好きなことに没頭することもできるので、ぜひ最後まで目を通してみてください。

オーストラリアでセカンドワーホリ

オーストラリアでセカンドワーホリ
【実働60日で取得】

まず最初に、セカンドビザを申請するためには、特定の地域で指定された業種(季節労働など)で『88日間(約3ヵ月間)』働く必要があります。ストロベリーファームやチェリーファームなど、一般的に人気の業種は農業です。

農業の他にも、大きな木を伐採する仕事や鉱業、最近では『森林火災の被災地復興支援』も、セカンドビザの対象になっていると聞きました。

今回は、僕が実際に働いていた『羊肉・毛皮工場』での経験を基に、記事をまとめていきます。

僕は2018年、セカンドビザの申請に必要な書類を取るために、NSW州のDubboという地域にある『羊肉・毛皮工場』で働いていました。

働いていた期間は、14週間です。休日や祝日を含んだ実働日数でいうと、だいたい60日くらいだと思います。一般的に『実働88日』と言われていますが、僕は実働60日でセカンドビザ書類をゲットできました。

これはつまり、実働88日間ではなく、『雇用されていた期間が88日間』ということですね。土日や祝日など、仕事がお休みの日も「88日間」の中にカウントされています。『デイオフカウント』なんて言われ方もしていますね。

デイオフカウントの条件

デイオフカウントの条件

詳しい条件は移民局のウェブサイト に掲載されているので、セカンドビザを取られる方は、必ずこちらも確認しておいてください。

どこが指定地域に当てはまるのかというのも、上記サイトに郵便番号で記載されています。

さて、上記の移民局ウェブサイトによると、休日を含めた88日間の雇用でセカンドビザ書類をゲットするには、以下の条件を満たす必要があります。

3ヵ月以上、連続して雇用されている。
カジュアルなどの雇用形態に関わらず、フルタイムと同等の労働をしている。

3ヵ月以上の連続雇用

これはつまり、途中で仕事を辞めたり職場を移動すると、休日は日数にカウントされないということです。農業などでよくある、1ヵ月だけブルーベリーファームで働いて、シーズンが終わったので場所を移動して、次は別のストロベリーファームで働く、といった具合では休日はカウントされません。

僕が働いていた工場も同じで、1ヵ月で辞めて別の工場や農業に移ったりしても、当然カウントされません。必ず3ヵ月以上、連続で雇用されている必要があります。

フルタイムと同等の労働

こちらについて、例えば天候などによって勤務日数が大きく左右される農業などは、当てはまらないことが多いです。たとえカジュアル雇用だとしても、1週間に5日相当の勤務をする必要があります。

僕が働いていた工場では、『週間40時間以上の労働』で休日がカウントされていました。僕は1日10時間で週4日間の勤務でしたが、1日8時間で週5日間の出勤をしている人もいました。
(僕はお金を貯めたかったので、休みの日もスーパーバイザーにお願いしてシフトをもらっていたこともありました。しかし、書類的には10時間を週4日でOKです。)

また、こちらにも書かれているとおり、たとえ歩合制だとしても、しっかりとフルタイムで働いた位のお給料が支払われている必要があります。

ファームなどでたまに聞く『歩合制のレートが低すぎて、時給換算したら10AUDだった』などの場合は、フルタイム並みに働いていたとしても、上記条件には当てはまらない可能性があるのでご注意ください。

僕はカジュアルで雇用されていて、時給はたしか23AUDくらいだったと思います。税金を引いた手取り額で、だいたい時給19AUDくらいでした。2018年上半期のお話なので、今はもう少し上がっているかもしれませんね。

職場選びで大切なこと

Dubbo自宅の家の前。当時は、写真にある青い『Holden Barina』という車に乗っていました。

職場選びで大切なこと

セカンドビザを取るための職場選びで重要なのは、以下の4点です。

  1. セカンドビザの対象地域か
  2. 離職時に、働いたことを証明する書類がもらえるか
  3. しっかりとお給料がもらえるか
  4. 休日カウントがされるか

なかには『セカンドビザの書類だすよ~』と良いように言ってワーホリを釣った後に、いくら働いても書類がもらえない、などの悪徳な業者もあるようです。

また『週5日の勤務を保証』などとうたっておきながら、実際はシーズン外だったり悪天候続きで、生活費さえ稼げないといった話もよく聞きます。『セカンドビザ』という目的の為に、立場の弱いワーホリを騙してくる業者は多いようなので、この辺はしっかりと気を付けてください。

僕のおススメは、実体験より『時給制で働く工場』です。工場は天候に左右されませんし、時給なのである程度の給料は保証されています。

とはいえ、もちろん歩合制ファームの中でも優良なところは、時給制のところよりも遥かに稼げるところもあるみたいです。なんだか夢がありますね。

必ず面接で、上記をしっかり確認するようにしてください。最短で書類をゲットしたいなら、休日カウントの件も忘れずに。

工場でのお仕事

工場内から見た風景です。のどかです。

工場でのお仕事

最後に少しだけ、工場で働いていた僕のお話を。少しだけグロテスクです。読み飛ばしていただいても構いません。。

僕が働いていたところは、1日に羊を6,000頭ほど殺すような、オーストラリア内でもトップレベルで大規模な工場でした。屋内・屋外と部署が分かれていて、屋内では羊の解体やパッキングなどが行われていました。

僕が働いていたのは、屋外です。屋内ではおおまかに、『羊本体』と『毛皮』に分離されます。そのあと、屋内では細かな解体やパッキングが行われるわけですね。

屋内で分けられた『毛皮』の部分が、屋外に放り出されます。そこからが、僕のお仕事でした。毛皮を『毛(wool)』と『皮(skin)』に分ける必要がありました。お金になるのは毛だけであって、皮はゴミになるためです。

工場でのお仕事

仕事終わりの工場内。三日月がきれいでした。

人間の髪の毛を引っ張っても抜けないのと同じように、羊の毛も同じです。まずは、皮についている『脂肪(fat)』を、ローラーにかけて落とします。その後、皮の上に特殊な化学薬品を塗って、温度管理された室内に24時間保管します。

そうすると、指で引っ張っただけで毛が抜けるようになります。その状態の毛皮をローラーにかけて、ここでおおむね毛と皮に分離されます。その後、ローラーでは取り切れなかった皮や脂肪を、手作業で取っていました。

本当はもっと細かな作業がありますが、おおまかな流れはこんな感じでした。羊の毛皮は1つ10kg以上あるものもあり、それを毎日何千と処理していたので、かなり肉体労働でした。

もちろん大量の血を毎日見ていました。結構キツい仕事でしたが、こういった人たちがいるからこそ、僕たちは暖かい毛布で眠って、寒い冬でもコートを着て外出できるわけです。

肉体労働で毎日しんどかったですが、たくさんの友達ができて、田舎の街でゆったり過ごす日々は、都会のシドニーとはまた違った楽しさがありました。すごくいい思い出です。

工場でのお仕事

Dubboを発つ前の夜、パブで弾き語りをしました。忘れられない夜です。

まとめ

セカンドビザ対象のお仕事は、基本的に『人が足りていない業種を、ビザの代わりに外国人に働いてもらおう』といったことが根底にあります。ですので、どこも肉体労働でキツいと思います。

このうちの職種でホワイトカラーなんてのは無いんじゃないかと思います。ですので、仕事選びでは『本当にビザ申請に必要な書類がもらえるか』『しっかりと給料がもらえるか』を重要視する必要があります。

もし最短で終わらせたいなら、今回まとめた条件を満たして『休日もカウントされるか』というのも、しっかり確認しておくといいかと思います😌