#44 学生ビザの延長に関する費用

こんにちは、あき(@akihito_kobe)です。
オーストラリアのシドニーより、お届けしております。
本日は、外国人として海外に滞在することについてのお話です。
学生ビザを延長する際にかかる費用についても書いているので、ぜひご参考ください。
僕は現在、学生ビザでシドニーに滞在しております。去年の6月末に前期が終了し、7月から後期がスタートする予定でした。
しかしコロナウイルスの影響で、オンラインクラスのみしか開校されなかったため、学校からこんなオプションを提示されました。
対面クラス(Face to Face)の方が良いなら、後期を延期させてビザを延長できますよ。
そしてもうひとつ、政府からこんな発表もありました。
コロナウイルスの影響で学習を修了できなかった外国人生徒には、学生ビザの延長費を免除する。
海外での専門学校への通学なので、キャンパスライフを楽しみたいという気持ちがありました。そしてやはり、シドニーに長く滞在したいという思いもあります。
ということで僕は後期の延期を申し込み、承認されました。そのため現在は学生ビザでの滞在ですが、オンライン授業も通学もありません。
その後期が来月から再スタートするので、学生ビザ延長の為の申請をしました。
そして数日後、イミグレーションからメールが来ました。しかしそれは、ビザの否認(リジェクト)を知らせるものでした。
学校にも再び問い合わせ、その回答とイミグレーションからのメールをまとめると、このような感じです。
学生ビザ延長費が無料になるのは、チャイルドケアなどのオンラインクラスが出来ない科目である。IT科においては、オンラインクラスが開校されていたので、コロナウイルスの影響で延期せざるを得ないという状況ではなかった。なので、学生ビザ延長費を支払う必要がある。
なるほど、そう来たか…。説明されると理由は分かりましたが、このような解説は事前にイミグレーションからもなかったわけです。
未曾有のパンデミック渦中において、説明が不十分であったり対応が変わることは多々あります。これは僕たちだけでなく、政府も学校も初めての経験なので、仕方のないことです。
誰もが経験したことのない中で、外国人としてシドニーに滞在することを決めたのは僕なので、こういった想定外も全て織り込み済みです。
とはいえ、やはり大きな出費が一気にくると、ちょっと殴られた感覚がありますけどね…。笑
ということで、僕が支払った学生ビザ申請費、そして必要経費である健康診断や学生保険(OSHC)、後期学費の内訳は以下の通りです。
学生ビザ申請費 | AU$620 |
---|---|
Subsequent Temporary Application Charge | AU$700 |
健康診断 | AU$329 |
学生強制保険(OSHC) | AU$259 |
後期学費 | AU$6,696 |
合計 | AU$8,604 |
日本円にして、約70万円です。半年延長するだけで、これほどお金がかかってしまいます。
加えて僕は日本の住民票を抜いているため、10万円の給付金なんてのも受給できませんでした。オーストラリアでは外国人なので、国からの保証もありません。
このコロナ禍において何の手当てもなく、海外に滞在するということはこういうことですね。
それでもシドニーに残る決断をしたのは僕自身なので、感じたことはただ一つです。
これ以上に結果を出すしかない。
想定外でも特に対応されない様子を見ると、自分が外国人であることが改めて自覚できます。まったり過ごすわけにはいきません。
法人も設立したわけですし、当然ながら変わらず、やると決めたことに集中するだけです。
外国人として海外に滞在することは、やはりそれなりにお金がかかりますし、双方の国から一切の手当てがなくなる覚悟が必要です。
自分の軸を曲げず、しなやかに。しっかりを地盤を固めて、想定外の未来をより明るいものに。改めて認識できました。
僕が今回支払った【Subsequent Temporary Application Charge】のAU$700に関して、少し説明をします。これは、オーストラリア国内からの学生ビザ申請が2回目以降の場合に発生する料金です。
僕はワーキングホリデービザでオーストラリア滞在中に、一度目の学生ビザ申請を行いました。そして今回 国内からの申請が2回目なので、このAU$700がかかったわけです。この追加料金がかかる意味は…よく分かりません。ただ政府にお金を納めましょう…。
あき