30歳になったので近況報告【海外に会社を立ち上げます】

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こんにちは、あき(@akihito_kobe)です。
オーストラリアのシドニーより、お届けしております。
先週の土曜日(11月7日)で、僕は30歳になりました。遂に三十路に突入です。たくさんのお祝いメッセージ、ありがとうございます🤭
お久しぶりのブログ更新なので、近況報告でもしようと思います。特にパンデミック後、僕に起こった変化などをまとめていきます。
コロナウイルスの影響で一時期は収入を完全に失いましたが、その窮地をチャンスに変えることができたと思っています。
ただの僕の近況なのですが、ピンチはチャンスだということを、人生で一番体感できた期間でもあります。
ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです😌
後期が延期になり、現在はホリデー扱い
僕は2月からTAFE NSWという学校に通い始めましたが、3月末にコロナウイルスの影響で授業が全てオンラインに切り替わりました。
つまり実際に学校に通っていた期間は、たったの1ヵ月半ほどです。
それからしばらくはオンライン授業に切り替わり、前期の受講を継続していましたが、それも6月末か7月ごろに終了しました。
ここからが少し特殊なのですが、7月末からスタートするはずだった後期が、コロナウイルスの影響で来年2月スタートに延期になりました。
これにより僕は7月末~来年2月まで、学生ビザで滞在をしているにもかかわらず、授業を受けていません。ビザ的には『学生のホリデー期間』という扱いになっています。
コロナウイルスの影響を受けた外国人生徒に対する特別措置、みたいな状態です。
後期が来年の二月からスタートするので、つまりは滞在期間も延長されるということになりました。

余談ですが、シドニーで初めてフィッシュマーケットに行ってきました。昼から飲みました。最高です。
シドニーロックダウンの影響で、収入がゼロに
3月の末、オーストラリア全域がロックダウンされ、仕事をふたつ持っていた僕も、しばらくは収入を完全に失いました。(今は両方とも復活しています)
(ドライクリーニングのお店は『Non-Essential』ではないので、店自体の営業は続いていましたが、いかんせんお客さんが来なくなってセールスがガタ落ちしたのでシフトを失いました。UberXも、アプリをオンラインにすれば仕事はできましたが、なにせ人が移動しなくなったのでタクシーに乗るお客さんは皆無でした。)
そこで僕の中に、『自分で稼げる力を身に付けないとやばい』という危機感が強く芽生えました。幸い、去年はたくさん働いて働きまくっていたので、1年くらい仕事がなくたってなんとかなる、くらいのお金は貯めていました。
ということでこの危機感をバネに、ひたすら勉強をしました。学校に行かなくても、学校のリモート授業がなくなっても、誰から強制されずとも、とにかく勉強に集中しました。
具体的には『ドットインストール』や『Udemy』などですね。特にUdemyには英語での講座もたくさんあるので、勉強できる幅が広く、それでいて深いので今でもたくさんの講座を購入しています。
プログラミング以外にも、ビジネスや経済、歴史やテクノロジーなども、以前にも増して学ぶようになりました。それに加えて、今でもオンライン英会話は毎日継続をしています。

シドニー生活3年目で初のフィッシュマーケット。最高です。
6月、おうちから案件を受注
そうこうしているうちに、6月くらいから、おうちに居ながら製作案件を受注できるようになってきました。ウェブ製作を主に、一度だけアプリ製作も行いました。
4月には収入がゼロだった僕ですが、7、8月あたりの収入は、今までの人生のなかで最高額でした。
案件をこなす際にも、常に勉強をしつつ、毎回新しいことを取り入れています。案件が落ち着いているときは、自分にできない部分の勉強をするようにしています。
たとえば現在は、デザインツールや、ノーコードを使ったアプリ製作などの勉強をしています。こういったことができるようになると、将来仕事の幅が更に広がりそうです。

成果物の一部をご紹介
ここで、僕が制作したものを一部、ご紹介します。正確にはデザイナーと分業で、基本的にふたりで作業を進めています。
彼女が概ねのデザインをし、それを僕がシステムに組み込んでいく、といった流れですね。
『Eurostar』に関しては、僕がシドニーで働き続けているドライクリーニングのお店です。ここのウェブサイトを、スクラッチからリニューアルしました。
どれも素敵なサイトが出来上がったと思っています。他にも現在製作中のものがいくつかありますので、リリース次第、ぜひみなさんにもお見せしますね。
2020年末、海外に会社を作ります
現在、2020年11月。僕はこれから、ふたりのビジネスパートナーと共に、海外に会社を立ち上げます。
ひとりはオーストラリアでビジネスを持っている日本人経営者。もうひとりはオーストラリア人、シンガポールにてデータを扱いHRやコンサルティングなどを行う会社で働いています。
このふたりと僕、合計3人でビジネスを始めます。会社名は『Web Camper』。ウェブ製作をはじめとした様々なサービスを提供する予定です。
現在の状況としては、シンガポールに会社を登記するつもりですがこれが少し難航しているので、現地の弁護士にそのプロセスや状況などを探ってもらっています。
それと並行して僕たちは、ビジネスモデルやクライアントの獲得、モジュールの組み立てなどを日々話し合っています。そんな段階です。

通ってるジムから見た景色。雲がきれいでした。
海外での起業に関する緊張感
会社を作るとはいえまだ滑走路に立ったばかり、ここからがスタートです。何事においても、始めの瞬間が一番苦しくて大変です。ここからエンジンぶん回してスピードを上げて、離陸します。
どんどん高度を上げて、風に乗るまでのしばらくのあいだ、苦労や大変さなどもたくさん経験するでしょうが、そんなのは百も承知です。僕自身の限界をぶっ壊せるチャンスだと思っています。
海外生活が長くなり、英語で困るということもなくなりました。しかし今、オーストラリア人とチームを組んで、世界中の人たちをクライアントにしていく、そんな状況です。
いくら英語が話せるようになったとはいえ並大抵ではないので、今でも毎日、英語学習はしっかりと継続しています。

まとめ、ピンチはチャンスです
僕自身もパンデミックの影響を大きく受け、収入がなくなったり自宅待機生活が続いたりしましたが、そのおかげで『プログラミングで稼ぐ』という目標の実現が一気に早まりました。
半年前には収入を失った僕が、今は海外で起業するということになっています。人生とは不思議なものです。
そして今回のパンデミックの影響で、『ピンチはチャンスである』という言葉を改めて実感しました。
30代に突入し、ひとつ新たなステージに立ったような感覚があります。
もう若さを武器にも盾にもできない。もう自分の人生には言い訳できない。全て自分の行動次第、そんな張り詰めた緊張感もあります。
これからも色々と、進捗をこちらで報告していきますね。年を重ねるにつれて、だんだんと人生がおもしろくなってきました。
ということで、長くなってしまいましたが最後まで読んでいただきありがとうございました😌